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2013年12月06日 「こころ ひとつに」プロジェクト活動報告

東日本大震災復興支援のため、立正佼成会は「『こころ ひとつに』プロジェクトの推進」を第十一次教団運営計画の運営目標に掲げ、同プロジェクト推進本部を設置、活動を続けています。このほど「こころホット」プロジェクトの、平成25年次の同プロジェクト実施内容が同推進本部会議で報告され、この中で来年次の支援継続が発表されました。

同プロジェクトは「教会への布教支援(教会支援)」と「継続的な復興支援(社会支援)」の両面から、教団各部署によって進められます。同推進本部が方針を定め、関連部署と連携が図られます。
平成25年次は、「教会支援」として、各種やわらぎツアーやオーストラリアでの「福島の子どものためのホット一息プロジェクト」、教会間の交流などが実施されました。
社会に向けた「継続的な復興支援」では、岩手・釜石市内の各仮設住宅で暮らす住民をサポートする「こころホット」ボランティア(全国会員や教団職員らによる善友隊)を派遣。住民の心に寄り添い、コミュニティー(地域社会)再生を目的に「お茶っこサロン活動」や仮設を戸別に巡回する見守り訪問を展開しました。
今年3月から11月まで、同サロンは延べ150回開かれ、1276人が利用。「お茶っこサロンがあるから、皆が集まり笑い合える」といった感想が多数寄せられました。釜石市社会福祉協議会や他団体からも同活動の継続を要請されています。現地ニーズや課題を検討した上で、実施を決定しました。
なお来年次は、同推進本部と奥羽支教区との合同での運営が決まっており、詳細が検討されます。

◆多分野での使途報告 全国の会員から真心の義援金

東日本大震災に被災した会員に思いを馳(は)せ、復興への祈りを込めて捧げられた全国会員の義援金が今年も、生活支援金をはじめ、「やわらぎツアー」、奨学金など、多分野で役立てられました。このほど「こころ ひとつに」プロジェクト推進本部会議で、改めて使途が報告されました。

平成25年まで 義援金からの支出

(2013.12.6記載)