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2014年01月21日 パリでKAICIID理事会 光祥次代会長が出席

KAICIID(アブドッラー国王宗教・文化間対話のための国際センター、本部=オーストリア・ウィーン)の理事会が1月21、22の両日、フランス・パリ市内のホテルで行われ、同理事の庭野光祥次代会長が出席しました。根本昌廣本会外務部長、WCRP日本委員会の和田めぐみ渉外部長が同行しました。

KAICIIDは一昨年11月、諸宗教・文化間の対話と理解促進に貢献するため、サウジアラビアのアブドッラー・ビン・アブドルアジーズ国王主導により開設されました。
現在、「MCC(子供の生存と幸福な生活のための諸宗教による協働)」「フェローズ(青年宗教者の対話促進)」「他者のイメージ」の各プログラムを柱に活動を展開しています。昨年11月には、「他者のイメージ」グローバル・フォーラムを開いたほか、第9回WCRP世界大会開催にあたり協力しました。
理事会では、光祥次代会長が冒頭、自組織の発展のためではなく、他の発展を目指すことが大切なこととあいさつ。ファイサル・ムアンマール事務総長は、昨年のWCRP世界大会を振り返りながら、「今後とも互いにとって大切なパートナーであり続けたい」として、WCRPとの連携を継続していくことが改めて確認されました。
また、理事らはユネスコ(国連教育科学文化機関)の本部を訪問し、イリーナ・ボコバ事務局長らと面会。席上、ユネスコと連携して進めている「諸宗教・文化間対話のための教育」についての合意書案についての意見交換が行われました。

(2014.2.07記載)