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2014年02月08日 教育者教育研究所 全国教育者研究大会 東京会場

教育者教育研究所主催の「創設45周年記念全国教育者研究大会(東京会場)」が2月8、9の両日、法輪閣で開催され、東日本地域の保育士、教諭ら300人が参加しました。(大阪会場での同大会は1月25、26の両日に開催)

8日の開会式では、渡邊恭位教団顧問の祝辞に続き、北村泰章所長が川端健之教団理事長の祝辞を代読、同研究所の年次方針を発表しました。
このあと、公立小学校介助員=大宮教会、元公立小学校教諭=青森教会=が実践発表。介助員は、新人教諭として赴任した学校で、数多くの問題と向き合う中、抑うつ状態と診断され、休職、退職、復職を経験。支えてくれた両親や教育者の仲間への感謝を表し、「少しずつでも前に進み、今をありがたく生きたい」と語りました。
テーマ別分科会では『不登校』『公教育における宗教教育の可能性』『子どもセンターでの乳幼児を持つママ支援』などの9テーマに分かれ、それぞれの体験を分かち合いました。
翌9日は、『世界から見た日本の教育』と題して松浦晃一郎前ユネスコ(国連教育科学文化機関)事務局長が記念講演を行いました。松浦氏はこれからの日本での教育、人材育成について、より専門知識を高め、自分の考え、意見を主張する能力を身につける重要性に言及。また、受験を目的とした英語教育をやめ、国際社会でコミュニケーションツールとして実際に活用できる英語の教育に変えることが不可欠と強調しました。
閉会式では、世田谷教会、大宮教会会員が決意発表に立ちました。

(2014.2.21記載)