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2014年02月26日 新宗連「教団人セミナー」 内田樹氏が講演

新宗連(新日本宗教団体連合会)の「第26回教団人セミナー」が2月26日、大阪普門館で開催され、加盟教団の代表や役員ら38人が参加しました。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連評議員)、根本昌廣外務部長(同)、庭野統弘学林学長が出席しました。セミナーでは、『現代を生きる若者たちと宗教』をテーマに凱風館館長の内田樹氏が講演しました。

内田氏は、市場原理主義が進む現代では合理性が求められ、企業が都市に集中し、賃金も抑制されるなど、若者が厳しい雇用条件を強いられている、と現状を説明。競争社会の中で親も子供を成績だけで判断しがちなため、子供たちは他を押しのけ、自分を守ろうとするようになると語りました。
その上で、いつの時代も変わらない真理を示すのが宗教であると指摘。若者に対する宗教教団の役割として、祈りの場や霊的成熟を促す機会を提供することを挙げ、人間を超越した大いなる存在に自分が生かされていることに気づき、霊性を養う重要性に言及しました。さらに、「数値で評価せず、我慢強く見守り続けることが若者を育てる上で大切」と述べました。
このあと、根本外務部長が進行役を務め、意見交換が行われました。この中で光祥次代会長は、法華経を所依の経典とする本会では仏性礼拝(らいはい)行を大事にしており、また自(おの)ずと周りから拝まれるような人になることが理想と説明。そうした人材を育成するためにも、相手を忍耐強く見守る大切さを改めて確認できた、と感想を述べました。

(2014.3.07記載)