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2014年03月07日 新宗連 東日本大震災・新生復興祈念集会 被災者支援などを討議

新宗連(新日本宗教団体連合会)による「東日本大震災・新生復興祈念集会」が3月7日、福島市のコラッセふくしまで開催され、加盟教団から110人が参加しました。立正佼成会から根本昌廣外務部長(新宗連評議員)が出席しました。

当日は、『東日本大震災被災地の復興と宗教』をテーマに東北大学の鈴木岩弓教授が、『原子力発電所事故とその影響』と題し越前和紙販売業の山崎隆敏氏がそれぞれ講演。鈴木教授は、精神的な癒やしの必要性を踏まえ、宗教宗派を超えて宗教者が心のケアを行う「臨床宗教師」を育成し、被災者の心に寄り添う支援活動を行っていると報告しました。山崎氏は今までの原発事故を例に挙げ、「事故を繰り返すたびにその規模は大きくなっている」と指摘。将来、想定を超える地震、津波が原発施設を襲い、放射線被ばくに至るリスクは存在すると訴えました。
次いで根本外務部長を進行役に、齋藤紀医療生協わたり病院(福島市)医師、江川和弥「子どもが自然と遊ぶ楽校ネット」事務局長、齋藤真由美大和教団相双分祠長、西村知久本会原町教会前教会長らで討議が行われました。

(2014.3.14記載)