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2014年05月02日 平成26年次 フォコラーレ大使・交流会 信仰の喜び語り合う 本会施設で初の開催

平成26年次「フォコラーレ大使・交流会」(青年グループ主管)が5月2日から8日まで本部施設で行われ、フォコラーレ運動(カトリックの在家運動体、本部=イタリア・ローマ)のメンバー10人を含め、立正佼成会の青年部員ら27人が参加しました。

本会とフォコラーレは世界平和の実現に向け、具体的な協力のあり方を築くことを目的に、平成20年から青年交流の機会を設けています。日本での開催は初めて。
3、4の両日、大聖ホールで「青年シンポジウム」が開催されました。3日は、『日常生活の中で信仰を保ち、信仰の喜びを伝えよう』をテーマに、8人が体験を発表しました。
この中でベネデッタ・フェッローネさん(26)は、大学の卒業論文の研究で、キリスト教徒とムスリムの若者による対話の場を設けた経験を披歴。互いの宗教への偏見をなくし、理解が深まったことを振り返り、「フォコラーレの創始者であるキアラ・ルービック師が目指した『一致の世界』をつくることは可能だと肌で感じられた」と述べました。
安城教会会員は、日常生活に信仰を生かす実践として、相手を大切にするように心がけていると強調。「慈悲心で接することで相手との調和が生まれ、平和が広がるのだと感じています」と語りました。さらに、朝夕のご供養を通して、神仏、先祖を敬う心を培い、生かされている有り難さをかみしめられると喜びを伝えました。
翌4日は、『愛』『青年の抱える悩み』『東日本大震災』『世界平和のために私たちができること』のテーマ別に討議が行われました。この中で、「世界平和は、一人ひとりが信仰を深め、実践を重ねることから始まる」といった意見が出されました。
このほか、一行は青梅練成道場で学林本科生との交流や、都内観光などを通して交友を深めました。

(2014.5.9記載)