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2014年07月15日 いのちのつながりに感謝 大聖堂はじめ各教会で「盂蘭盆会」式典


「教師」資格者260人が戒名を奉読。庭野会長は法話の中で、「慈悲」とは人に安らぎを与えたいと願うことであり、誰もがこうした心を備えている、と語りました

先祖のみ霊(たま)に真心からの回向供養を捧げるとともに、菩薩行実践の誓いを新たにする「盂蘭盆会(うらぼんえ)」式典が7月15日、大聖堂はじめ全国の教会で挙行され、大聖堂には約3200人が参集しました。

式典では、全国の青年女子部員16人による奉献の儀のあと、庭野光祥次代会長を導師に読経供養が行われました。この中で、光祥次代会長をはじめ、「教師」資格者260人が戒名を奉読。光祥次代会長が回向文を奏上し、焼香を行いました。
続いて、大阪教会支部長が体験説法。離婚や交通事故、息子の手術、会員との触れ合いなどを通して、多くの人に支えられていることに感謝できた体験を語りました。また、「仏さまのはからいの中で生かされていることを自覚して生きる大切さに気付かせて頂きました」と語り、今後も、救い救われの道をサンガとともに歩む決意を述べました。
このあと、法話に立った庭野日鑛会長は、蓮が泥水の中で大輪の花を咲かせることに言及。「人も悲しいこと、つらいこと、大変なことを経験することで、美しい大輪の花を咲かせることができるのだと仏さまから教えて頂いております」と述べ、物事を前向きに受けとめる大切さを示しました。
さらに、頭(こうべ)を垂れ、両手を合わせて合掌礼拝(らいはい)する姿は、仏と自分が一つであることを表現していると説明。そのことと同時に、日頃から仏心を頂いていることへの認識を深める重要性を説きました。

(2014.7.25記載)