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2014年07月19日 三重・椿大神社でサマーキャンプ WCRP日本委青年部会

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会青年部会の「サマーキャンプ2014」が7月19日から21日まで、三重・鈴鹿市の椿大神社で開催されました。テーマは『寛容(うけいれる)~自然や人を~』。八つの教団・団体から37人が参加しました。

19日、同神社の山本行恭宮司が講演。"生かされている"との認識を深め、先祖や親に感謝することが宗教者としてまず大事なことと指摘しました。その上で、神道の考え方に触れ、自然と同化し、すべての物事を平等に見る中庸の精神を持つことが大切であると説きました。
このあと、男性はふんどし姿、女性は水衣(みずころも)姿で、境内にある金龍明神の滝で「みそぎ修法」を体験しました。
20日には、本殿を正式参拝したあと、同神社の背後にそびえる標高906.1メートルの神山、高山入道ヶ嶽を登頂。頂上に鎮座する奥の宮を拝しました。
21日は、『他者(自然や人)と共に幸せに生きるための、あなたの寛容の実践とは?』と題し、グループワークを実施。「相手を知り、敬う」、「生かされていることに感謝する」など、研修を通しての決意を参加者それぞれが発表しました。
参加者は、「みそぎを受け、自分が自然に受け入れられていると感じました。私も人を受け入れる心で、教会の仲間にも笑顔で接していきたい」と話しました。

(2014.8.1記載)