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2014年08月24日 第34回IARF世界大会開く 英国・バーミンガム 宗教者ら約300人が参集


36年ぶりの英国開催となった今大会。各国の参加者たちは、互いの信仰について学び、理解を深め合いました

『デジタル時代における信教の自由への課題』をテーマに「第34回IARF(国際自由宗教連盟)世界大会」が、8月24日から27日まで英国・バーミンガム大学で開催されました。20を超える国から宗教者や学者ら約300人が参集。参加者はプログラムを通し、互いの宗教への理解と交流を深めました。立正佼成会は中村憲一郎理事を団長に、英国、イタリア、スウェーデンに在住する会員ら30人を派遣。期間中に開かれた総会では、赤川惠一外務グループ次長の同連盟国際評議員の再任が決定しました。

IARFは信教の自由を守り、宗教対話と協力を目指す組織として1900年に米国で創設されました。本会は第20回大会(69年・米国)で加盟して以来、世界大会に参加。第24回大会(81年・オランダ)で庭野日敬開祖が同連盟会長に就任し、第25回世界大会(84年)は本会本部で行われるなど、本会と同連盟のつながりは約半世紀に及びます。
24日の開会式では、金光教泉尾教会長の三宅光雄同連盟会長のあいさつに続き、赤川次長が「平和の祈り」を奏上しました。基調講演に立った作家で比較宗教学者のカレン・アームストロング博士は、多くの市民が多様な暴力の犠牲になっている世界情勢に触れ、人々の苦しみに寄り添い続けていくことが宗教者の役割であると強調。「犠牲者が置かれていた状況を繰り返し想起し、その中で感じる心の痛みから行動が始まります。釈尊が説いたように、世界各地で生じる苦しみは私たち一人ひとりに責任があると自覚していくことが重要です」と語りました。
翌25日から3日間は、『アニメーション』『デジタルのユートピア的理想主義』『人権』をテーマに三つの全体集会が行われ、同連盟国際評議員の松井ケティ清泉女子大学教授=本会横浜教会=やアンガエロス英国コプト正教主教らが講演しました。
また、大会期間中には総会や分科会、本会の法座をモデルにしたサークルグループなど20のプログラムが行われました。
25日には、地域別会合が開かれ、同連盟日本チャプターの酒井教雄委員長=佼成学園理事長=があいさつ。個人レベルで草の根の諸宗教協力を推進する大切さを述べました。閉会式では同連盟の新役員が発表され、会長にオランダのウィツケ・ダイクストラ師の就任が発表されました。

(2014.9.05記載)