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2014年08月01日 バチカン諸宗教対話評議会のコディトゥワック次官補が来会 庭野会長と懇談 半世紀の交流に謝意

バチカン諸宗教対話評議会のインドゥニル・コディトゥワック次官補が8月1日、来会しました。比叡山での「世界平和祈りの集い」および広島、長崎の慰霊式典出席のため初来日したのに合わせ、表敬に訪れたもの。

コディトゥワック次官補は同日朝、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談しました。佳重夫人、庭野光祥次代会長、庭野統弘学林学長が同席しました。
席上、コディトゥワック次官補は、「温かく迎えて頂き、私たちの長い間の友情の歴史を改めて感じました」と述べました。また、イタリア国内の仏教徒とキリスト教徒の友好を深める集会を一昨年からローマで開いており、立正佼成会ローマセンターも会場を提供していることに触れ、謝意を表しました。
懇談ではこのほか、大聖堂建立、バチカン諸宗教対話評議会発足から今年で50年を迎えたことなどが話題に上がりました。
このあと、コディトゥワック次官補は大聖堂で行われた「布薩(ふさつ)の日」式典であいさつ。ローマ教皇パウロ六世と庭野日敬開祖の出会いを機に、バチカンと本会が50年にわたり交流を深め、友情を育んできたことに言及。「私たちの心をつなぐ友情は、宗教、民族、文化、国境を超え、人間としての根源、共通の願いに気づかせてくれます」と述べました。

(2014.8.8記載)