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2014年09月13日 光祥次代会長、土砂災害の被災地・広島市を訪問

庭野光祥次代会長は9月13日、集中豪雨による土砂災害の被害を受けた広島市を訪問、被災した北広島教会会員の体験などに耳を傾けたほか、特に被害の大きかった安佐南区緑井、八木の両地区を視察しました。秀島康郎教務部長、鈴木孝太郎中国支教区長が同行しました。

13日午後、被災地を包括する北広島教会の道場を訪れた庭野光祥次代会長は、同教会災害対策室長代行から、被害状況や8月23日以降連日行われている広島、北広島両教会の会員によるボランティア活動について説明を受けました。
次いで、法座席で会員らが災害時の体験などを発表しました。この中で八木地区に住む会員は、豪雨と雷、地鳴りの恐怖を振り返り、「家の前の道路は川のような状態でした」と述懐。翌日から土砂撤去や泥のかき出しにあたる中、会員が届けたおにぎりを近所に配り、喜ばれた体験を紹介し、会員の支えに感謝を表しました。
あいさつに立った光祥次代会長は、「ニュースを拝見した時からずっと心配でした」と胸中を披歴し、「会員さんがボランティアに入ってくださったと聞かせて頂き、本当に心強い、頼もしいと思わせて頂きました。大変な中、人のために動かせて頂こうと思ったときに、苦しかったこと、悲しかったことすべてが自分の宝物になり、人の役に立てるのだと学ばせて頂きました」と述べました。
光祥次代会長はこのあと、安佐南区緑井地区を訪問。会員のボランティアの拠点として自宅を提供している被災者と面会し、見舞いとお礼の言葉を伝えました。また同地区でボランティアにあたっていた会員25人を激励しました。
さらに、安佐南区八木地区を訪れ、支部長の案内で、土砂災害の現場を視察しました。

(2014.9.19記載)