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2014年09月21日 ミードビル・ロンバード神学大学院「名誉神学博士号」 ジーン・リーヴス博士(本会国際アドバイザー)に授与

立正佼成会国際アドバイザーのジーン・リーヴス博士に、米国・シカゴのミードビル・ロンバード神学大学院から「名誉神学博士号」が授与されました。授与式は9月21日、法輪閣大ホールで行われました。川端健之理事長はじめ教団役職者、立正佼成会IBC(国際仏教教会)会員、学術関係者など143人が出席しました。

本会と同大学院のつながりは深く、学林本科生ら多くの職員を留学生として派遣。また、同大学院からは、庭野日敬開祖に名誉法学博士号、庭野会長に名誉神学博士号が授与されています。
同博士は米国出身で、米国・ウィルバーフォース大学で教壇に立つとともに、UUA(ユニテリアン・ユニバーサリスト協会)の牧師を務め、1979年に同大学院学長に就任しました。83年の庭野開祖との出会いを機縁に本会との交流が始まり、法華経の研究に傾注。94年から本会が毎年開催している「法華経国際会議」の発足、運営に尽力したほか、IBCの会員を教導してきました。名誉博士号の選考にあたり、人材育成の分野での貢献が高く評価されました。
授与式は、同博士の意向で本会施設で行われた。冒頭、リー・バーカー同大学院学長があいさつ。本会と同大学院の交流の歴史に触れた後、リーヴス博士の業績を紹介しました。
学位の授与に続き、あいさつに立った同博士は、半生を振り返り、教育機関での学術探究に加え、青年期の飲食店や工場での就労もまた、自身を成長させる重要な経験になったと語りました。また、法華経研究のきっかけとなった庭野開祖との触れ合いを述懐。「庭野開祖以上に私の人生を形作り、重要な影響を与えてくださった方はいません」と感謝を述べました。

(2014.10.3記載)