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2014年10月28日 「同宗連」第29回「狭山」現地調査学習会

「同宗連」(『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議)の「第29回『狭山』現地調査学習会」が10月28、29の両日、埼玉・狭山市富士見集会所などで行われ、加盟11教団から24人が参加しました。人権擁護の立場から「狭山事件」について学ぶことが目的。

学習会では、「無実」を主張し、現在、東京高裁に第三次再審請求を申し立てている石川一雄さんと妻の早智子さんが『狭山事件の事実調べ・再審を求めて』をテーマに講演しました。この中で一雄さんは、被差別部落出身者に対する見込み捜査の不当性と、事件から50年以上たった今も検察が証拠の開示を拒否し続けている点を指摘。再審の実現に向け、世論の関心を高める重要性を訴えました。また、参加者は事件現場などを訪れ、部落解放同盟中央本部事務局員の安田聡氏から説明を受けました。

(2014年11月 7日記載)