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2014年11月23日 平成26年度「一食ユニセフ募金」贈呈式 「わかちあい」の精神 今後も 市民の浄財5851万円 リベリア、グアテマラの事業に

平成26年度「一食(いちじき)ユニセフ募金」贈呈式が11月23日、青年幹部会の席上、大聖堂で行われ、八王子教会学生部長から公益財団法人日本ユニセフ協会の早水研専務理事に目録が手渡されました。今年度の募金総額は、5851万7606円に上りました。

立正佼成会では今年もキャンペーン期間(「青年の日」を含む4月1日から6月30日までの3カ月間)を中心に、年間を通じて青年部員らが街頭募金などを行い、市民に協力を呼びかけてきました。募金協力者には「サポーターステッカー」を配布し、「わかちあい」の精神の大切さを伝えました。
浄財は、ユニセフがWCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会と共同で実施するリベリアの子どもたちをあらゆる暴力から守るための事業のほか、今年から新たに、ユニセフがグアテマラで展開する乳幼児や妊婦の栄養改善事業「『はじめの1000日』キャンペーン」などに充てられます。
贈呈式で学生部長は、「これからも仲間と共に街頭に立たせて頂きます」と述べました。

あいさつに立った早水専務理事は、36年にわたる本会の支援に深い謝意を表したあと、リベリアでの共同事業の現況を詳述。望まない妊娠をした少女や若い女性に産前産後のケアを行うほか、西アフリカ諸国を中心に感染拡大が続くエボラ出血熱への対策として、宗教指導者らへの研修を通じて衛生習慣の改善に努めていると報告しました。
また、グアテマラでの「『はじめの1000日』キャンペーン」では、母親らを対象に、妊娠中から出生後、2歳までの正しい育児の知識の普及にあたっていることを紹介しました。

(2014年12月 5日記載)