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2014年11月10日 黒住教 立教二百年を記念し「奉告式」 庭野会長が玉串捧ぐ

黒住教の立教二百年を記念する「奉告式」が11月10日、岡山市の黒住教本部大教殿で行われ、宗教界など各界から約500人が参列しました。立正佼成会から庭野会長はじめ、川端健之理事長らが出席しました。

式典では、黒住宗晴教主による大祓詞、祝詞の奏上などに続き、庭野会長が参拝者を代表して玉串を捧げました。あいさつに立った黒住教主は、教団の歴史を振り返った上で、「これからも先輩、先達が築き上げてきた信仰と、信頼、信用を崩すことのない教団でありたいと願っております」と述べました。
参列者に配布された祝辞集に庭野会長は、黒住宗忠教祖の御神詠『有り難きまた面白き嬉(うれ)しきとみきをそのうぞ誠なりけれ』を引用。「人間として生を享(う)け、天地万物のお陰で生かされていることを自覚し、感謝する――このことは仏教の根本となる教えと申せます。宗忠教祖様の御神詠を通して、あらゆる宗教の根底には、共通する普遍性が具(そな)わることに改めて気づかせて頂くのであります」と言葉を寄せています。

(2014年11月21日記載)