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2014年11月22日 平成26年次 「青年幹部会」  全国各教会から1005人が参加 自らの使命を確認し、布教伝道の決意新た


全行程を通し、参加者は菩薩としての自らの使命を確認し、布教伝道の決意を新たにしました(写真は22日、選択プログラム「理事長の部屋」から)

平成26年次の「青年幹部会」が11月22、23の両日、本部施設で開催され、全国各教会から1005人が参加しました。参加者は、青年部活動などの領解(りょうげ)の発表や来年次の方針発表、法座、選択プログラムなどを通し、信仰者としての使命、役割を確認しました。式典の中で今年の「一食(いちじき)ユニセフ募金」の贈呈式が行われました。

代表21人 「領解の発表」

青年幹部会は、今年次の布教活動を青年幹部が自ら総括するとともに、来年次の取り組みを確認し、布教伝道の心構えを養うことが目的。今年も、全国の青年幹部代表7人が企画から参画しました。
23日、大聖堂での式典では読経供養に続き、「領解の発表」が行われ、21人が青年部活動や前日の選択プログラムを通しての学びを発表しました。
那須教会青年女子部長は、部員への手どりに消極的なリーダーを非難していた自らを省み、自分にできることを実践しようと前向きに心を転換できた体験を報告。活動に取り組む中で周囲の支え、部員の努力や成長に気づけた喜びを述懐し、今後も積極的に多くの人と縁を結ぶ決意を語りました。
松山教会学生部長は選択プログラムで、グループのメンバーが受けとめてくれることを信じて後ろ向きに倒れる「トラストフォール」に参加し、メンバーと信頼関係を深めた感想を発表。人は一人では生きられないと実感したと述べ、部員や家族を支えられる人間になることを誓願しました。
これらの発表を受け、登壇した川端健之理事長は、損得勘定をせずに人の役に立つ行動に徹した庭野日敬開祖のエピソードや、上京時に立てた「六つの誓い」に言及。目の前の物事に真心で精いっぱい取り組む大切さを強調しました。
また、「多くの人に法華経に示された人間の生き方を知ってもらい、本当の幸せをつかんで頂きたい」という庭野開祖の願いを自らの願いとし、「一人ひとりの力を発揮してほしい」と激励しました。

このあと、泉田和市郎青年本部長が平成27年次の「方針」を発表。一乗精神を基本理念とする『大志プロジェクト』第四次三カ年計画の最終年にあたり、引き続き「つながり」など五つのコアコンセプトに基づいた取り組みを進めることを確認しました。実践の柱として、(1)つながりを大切にした「手どり」(2)「一食を捧げる運動」「一食ユニセフ募金」(3)コアコンセプトを基にした「自分づくり、人づくり」を推進すると発表しました。
また来年は、「一食を捧げる運動」の開始から40年、「フレンドシップタワー」建立40周年を迎えることを紹介。「多くの人と友情を深めることが世界を平和にする」と述べ、一食運動などのさらなる実践を促しました。
さらに、全国の教会を訪問し青年部員と交流を深める自らの取り組みに触れ、社会問題や人の悩みに真剣に向き合う部員の姿をたたえた上で、サンガが一丸となって「布教に邁進(まいしん)していきたい」と決意を述べました。

式典中には、平成26年度の「一食ユニセフ募金」贈呈式が行われました。
式典に先立ち22日には、選択プログラムが本部施設で実施されました。参加者は法華経の研修、川端理事長との対話、レクリエーション講座など23のプログラムに臨みました。「開祖さまのお話」では、庭野佳重夫人が、人を温かく包み込む庭野開祖の人柄を紹介しました。

(2014年12月 5日記載)