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2015年02月20日 本会一食平和基金 マラウイ豪雨被害に対し 200万円を緊急支援 現地赤十字社に 約4万人に避難用テントなども配布

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)はこのほど、アフリカ大陸南東部のマラウイを襲った豪雨の被害に対し、200万円の緊急支援を行いました。

同国では1月初旬から降り続いた豪雨により、国土の約5分の1を占めるマラウイ湖が氾濫(はんらん)。南部を中心に国土の約半分の地域が洪水で被災するなど、甚大な被害が発生しました。同国政府の報告によると、死者は79人、行方不明者は153人、被災者は約63万8千人に上ります。家屋の倒壊や浸水の被害も大きく、避難所では飲料水や食料、医療品などの深刻な不足が続いています。
こうした状況を受け、同運営委員会は「アフリカへ毛布をおくる運動」の現地パートナー団体であり、災害発生時から救援物資の配布などにあたるマラウイ赤十字社への拠出を決定。同団体は今後、最も被害の大きい地域で約4万人に避難用テントや日用品の配布などを予定しており、浄財はこうした支援活動に役立てられます。

(2015年2月20日記載)