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2015年02月21日 教育者教育研究所 全国教育者研究大会(大阪会場) 心を耕し 共に成長する尊さ確認

教育者教育研究所主催の「全国教育者研究大会(大阪会場)」が2月21、22の両日、大阪教会で開催され、西日本地域の保育士、教諭ら75人が参加しました。テーマは『心を耕す教育者をめざして』。

21日は、北村泰章所長のあいさつに続き、高等学校教諭、中学校校長が実践発表。生徒を温かく見守る大切さや、教師、保護者、地域の人々が心を一つに協力し合い、生徒に関わる重要性など、体験を通しての学びを語りました。
このあと、大谷津晴央芳澍女学院情報国際専門学校校長が『心のコンパス~人間らしい真の教育者をめざして』をテーマに研修を行い、グループ討議が行われました。
翌22日は、松本貢一近畿支教区長のあいさつのあと、『学童保育・乳幼児とのかかわり』『不登校・いじめ』『学級経営』『特別支援教育』のテーマ別に分科会が開かれました。
続いて、『子育てが育む社会の絆ーー教育と子育てのはざまで揺れる子どもたち』と題して、音楽家、作家で元埼玉県教育委員長の松居和氏が記念講演。幼児期の子育てでは、親が子供に接する時間を増やすことが大切と強調した上で、「親が子供を育てるのではなく、親が子供に育ててもらうという観点を持ち、親子で共に苦しみや困難を乗り越える体験をすることが大事」と述べました。
このあと、校種別に話し合いが行われ、閉会式では参加者3人が感想発表に立ちました。

(2015年2月27日記載)