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2015年02月12日 第5回仏教・キリスト教間国際対話会議 庭野学林学長が発題

『仏教徒とキリスト教徒が共に兄弟愛(友愛)を育む』をテーマに2月12、13の両日、バチカン諸宗教対話評議会による「第5回仏教・キリスト教間国際対話会議」がインド・ブッダガヤにある大菩薩寺のホールで開かれました。インド・カトリック司教会議が開催に協力し、スリランカ、タイ、モンゴルなど8カ国から両宗教の指導者ら約60人が参加。立正佼成会からは庭野統弘学林学長が出席しました。

同会議は、キリスト教と仏教の対話と理解を促進し、現代の課題について共に解決の道を見いだすことが目的。1995年に第1回が開かれました。
今回は、『人類一家族に属するわれわれ』『多様性の文化から連帯の文化へ』など五つのサブテーマに分かれてセッションが開かれました。『涙をぬぐう兄弟愛~社会に兄弟愛を育む具体的な取り組みへの証言を与えながら』と題したセッションで発題に立った庭野学林学長は、仏教的視点から見た兄弟愛の実践例として本会の「親子で取り組むゆめポッケ」を紹介。プロジェクトの内容や日本の子供たちの願い、成果などを説明し、自分の幸せのみならず世界中の人の幸せを願う合掌礼拝(らいはい)の心を育む大切さを語りました。

(2015年3月 6日記載)