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2015年04月17日 「同宗連」第35回総会 新議長教団に天台宗を選出

「同宗連(『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議)」の「第35回総会」が4月17日、滋賀・大津市の天台宗務庁で行われました。加盟63教団(委任状提出教団含む)、10団体、協賛団体などから94人が参加。立正佼成会から、「同宗連」議長の根本昌廣外務部長が出席しました。

開会式では、根本部長、部落解放同盟中央本部の組坂繁之中央執行委員長、『同和問題』にとりくむ滋賀県宗教教団連帯会議の成瀬紹隆議長、天台宗の木ノ下寂俊宗務総長があいさつに立ちました。
この後、根本部長が「議長報告」。被差別部落出身者に対する結婚や就職差別、東日本大震災による東京電力福島第一原発事故で避難生活を余儀なくされている人々への差別や風評被害などに触れ、「あらゆる差別の解消と人権の確立のため、『同宗連』の活動を続けなければならない」と語りました。
昨年度の事業、決算報告、今年度の事業、予算案の審議、承認に続き、新たな議長教団に天台宗が選出され、角本尚雄・天台宗参務(社会部長)が議長に就任しました。本会は副議長教団に選任されました。

(2015年5月 8日記載)