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2015年05月13日 妙智會教団会長・宮本丈靖師教団葬で庭野会長が弔辞 庭野開祖と共に宗教協力に尽力した歩みに敬意

3月26日に97歳で帰幽された宮本丈靖・妙智會教団会長の教団葬が、5月13、14の両日、東京・渋谷区の妙智會教団本部で営まれました。喪主は長男の宮本惠司・同教団法嗣。13日の葬儀には、教団を代表して庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長、川端健之理事長が参列。庭野会長が弔辞を述べました。

宮本師は1917(大正6)年、茨城県生まれ。50年の教団設立後、総務部長、理事、理事長を歴任。87年、第2代会長に就任しました。また、新宗連(新日本宗教団体連合会)副理事長、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会常務理事などを務め、宗教協力活動にも尽力。庭野日敬開祖とは公私共に親交を深めました。
葬儀では、映像上映、青年部員による献灯・献華・献供の儀、「妙法蓮華経如来寿量品第十六」の読経に続き、代表者6人が弔辞を読み上げました。
庭野会長は妙智會教団と本会が共に法華経を所依の経典とする「兄弟教団」とした上で、宮本師の温かい人柄や庭野開祖との絆を象徴するエピソードを紹介。また、同教団が立ち上げた「ありがとう基金」「GNRC(子どものための宗教者ネットワーク)」に触れ、「『共に生きる世界』とは、決して夢や理想などではなく、継続的な努力によって、一歩一歩確実に実現すべきものであることを、宮本先生のご足跡を通して、改めて思い知るのであります」と述べ、宮本師の願いや志を受け継いでいくことの大切さを強調しました。
このあと指名焼香が行われ、庭野会長、光祥次代会長が焼香しました。

(2015年5月22日記載)