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2015年05月23日 教育者教育研究所が大阪で「教員・保育士志望者セミナー」を実施

教育者教育研究所による「教員・保育士志望者セミナー」が5月23、24の両日、大阪普門館で開催され、教員・保育士を目指す学生ら17人が参加しました。

開講式のあと、芳澍女学院情報国際専門学校の大谷津晴夫校長が『仏教をいかす教育』をテーマに講演に立ちました。大谷津氏は、教育者の理想は庭野日敬開祖の姿であると力説。愚痴や泣き言を口にせず、笑顔を心がけて相手と関わることの大切さに触れ、「教育者が自ら明るく、優しく、温かくなれば、太陽のようなクラス、学校、地域になっていきます」と語りました。また、物事を始める際には、できない理由を探すのではなく、今の自分にできることを見つけ、取り組むことが重要と強調しました。
さらに、教育者のあり方について、法華経の「薬草諭品」に言及しながら説明。「草木にとって重要なのは根であり、『薬草諭品』で根は『信』に当たると説かれています。同じように、教育者の根となるのは自分と生徒を『信』じること」と述べました。
このあと、参加者は志望別に「小・中・高校」「保育士」のグループに分かれ、現役教員や保育士による『採用試験の現状と対策』『保育計画の立案・保育実技』などの講義に臨みました。また、参加者が教員役となる模擬授業も実施されました。

(2015年6月 4日記載)