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2015年06月11日 第二団参会館バリアフリー化 宿泊室や浴室、トイレなどを整備し、より安全、快適な宿泊施設を目指し


バリアフリー仕様に改装された宿泊室。すべての参拝者が快適な時間を過ごせるよう空間づくりに努めています

立正佼成会の会員用宿泊施設である第二団参会館では、高齢者や体の不自由な会員が気兼ねなく本部を参拝し、快適な時間を過ごしてもらいたいと、バリアフリーに配慮した設備の充実が図られています。

宿泊室は4部屋をバリアフリー仕様に改装。車椅子で入室できるように入り口のドアを引き戸に替えたほか、上がり框(かまち)の段差をなくし、介護用ベッドを配置しました。
また、館内には手すりや介護椅子を設置した浴室、車椅子用のトイレも完備。各宿泊室にパイプ椅子を置き、車椅子や折り畳み式の簡易ベッドの貸し出しも行っています。
バリアフリー仕様の宿泊室や浴室、簡易ベッドは、事前に教会を通じて申し込むことで利用できます。
参拝受入グループのスタッフは、「快適な時間を過ごして頂くため、皆さまのご意見、ご感想を基に今後も改善に努めていきたい」と話しました。
本部参拝に訪れた男性(66)=函館教会=は、「車椅子で生活する妻の付き添いで宿泊しました。バリアフリーの客室を用意している宿泊施設が多くない中、気持ちよく過ごすことができ、有り難かった」と感想を語りました。

(2015年6月11日記載)