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2015年06月09日 新宗連第28期第4回理事会が妙智會教団本部で 各事業を報告、承認

新宗連(新日本宗教団体連合会)の第28回第4回理事会が6月9日、東京・渋谷区の妙智會教団本部で開催され、理事、総支部会長ら45人が参加しました。立正佼成会から、庭野光祥次代会長(同理事)はじめ、川端健之理事長(同常務理事)らが出席しました。
理事会では冒頭、今年3月に帰幽された宮本丈靖妙智會教団会長(同顧問)の冥福を祈り、黙とうが捧げられました。

保積秀胤理事長(大和教団教主)の開会あいさつに続き、平成26年度の事業報告、決算報告が審議ののち承認されました。
また、今年、第二次世界大戦の終結から70年を迎え、「戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」(8.14式典)が50回を数えることから、新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)が進める「第50回『8.14式典』――平和推進事業」の進捗状況や今後の予定などが報告されました。
さらに、新宗連憲法研究会が、平成25年から本年まで9回にわたり実施してきた「憲法研究会」の研究成果をまとめた「中間報告III」を提出しました。「立憲主義」「個人の尊重」「信教の自由」「『公共の福祉』と『公益』」「平和」の五つの観点からまとめられた同報告では、基本的人権の根源である「信教の自由」の重要性が強調されました。併せて、同報告を基に、自由民主党の「日本国憲法改正草案」に対する意見書案がまとめられたことを発表。席上、その内容が検討され、採択されました。

(2015年6月18日記載)