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2015年06月29日 WCRP日本委 第9回評議員会「原爆投下70年シンポ」開催など承認

公益財団法人WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の第9回評議員会が6月29日、大阪市の金光教泉尾教会神徳館大会議室で開催され、評議員7人と監事らが参加しました。立正佼成会から、同日本委会長(評議員会議長)の庭野日鑛会長が出席しました。

評議員会では、同日本委理事の三宅善信金光教泉尾教会総長による受け入れあいさつに続き、杉谷義純同日本委理事長(天台宗宗機顧問)、庭野会長が開会の言葉を述べ、議事に移りました。「平成26年度事業報告」「同決算報告」「原爆投下70年シンポジウム」「ネパールへの緊急人道支援」について審議され、それぞれ承認されました。
このうち、「原爆投下70年シンポジウム」に関しては、『二度と戦争を起こさない――核兵器廃絶をめざして』をテーマに、同日本委、聖エジディオ共同体(本部・ローマ)、世界連邦日本宗教委員会の主催により、8月6日、広島市内のホテルで開催されることが確認されました。原爆投下から70年の節目を迎えることを踏まえ、核兵器の非人道性に焦点を当て、核兵器廃絶に向けた諸課題がシンポジウムの中で議論されます。国内外の宗教指導者に加え、軍縮分野の専門家らが参加する予定です。
このあとの「日本委員会人事」では、同委理事の庭野光祥次代会長が平和教育タスクフォースメンバーに、同じく同委理事の川端健之理事長がACRP(アジア宗教者平和会議)監事に就任したことなどが報告されました。

(2015年7月 9日記載)