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2015年07月16日 ネパール大地震 東京教区の青年が現地の会員宅を訪問し奉仕活動


隊員は、被災したカトマンズ支部の会員宅を訪問。被災体験に耳を傾け、励ましの言葉をかけました

4月25日のネパール大地震で被災したカトマンズ支部の会員の支援を目的に、「ネパール・ボランティア隊」(国際伝道グループ主管)が7月16日から19日まで同国に派遣されました。東京教区の青年部員ら5人が参加し、被災会員宅を慰問に訪れたほか、同支部の会員と共に奉仕活動に当たりました。

同地震による被害は、同国内で死者8700人以上、負傷者2万人以上を数え、多くの建物が倒壊しました。同支部では、会員320世帯のうち74世 帯の会員宅が全壊や半壊の被害を受けました。被災した会員は、親類宅に身を寄せるなど、いまだに不自由な生活を余儀なくされています。
一行は17 日、首都カトマンズの同支部道場で同支部長を導師に慰霊供養を厳修し、犠牲者に慰霊の誠を捧げるとともに早期復興を祈念しました。このあと、住宅に被害を 受けた同支部の会員宅10軒を見舞い、会員の被災体験などに耳を傾けました。被災者の一人(74)は、「地震後も自宅に住み続けていますが損傷が激しく、 いずれ取り壊さなければならない状況です。そうした中、ボランティア隊の皆さんの励ましは深く心に染みました」と話します。
18日は、同国を代表する仏教寺院・スワヤンブナートで、同支部の会員と共に、倒壊した歴史的建築物のがれき撤去に当たりました。
参加者の一人(44)=新宿教会=は、「帰国後も日本からネパールの復興と皆さまの幸せを祈り続けます」と語りました。
なお、7月23日から26日まで、第2組として、東京教区の青年部員ら7人が現地を訪問しました。

(2015年7月30日記載)