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2015年09月06日 奥羽支教区と足立教会の青年部員 釜石市の仮設住宅で住民らと触れ合う

奥羽支教区と足立教会の青年部員ら48人が9月6日、岩手・釜石市の仮設住宅を訪れ、住民らと交流しました。この取り組みは、東日本大震災の被災地を支援する立正佼成会「こころ ひとつに」プロジェクトの一環として平成24年にスタートし、今回で5回目になります。

当日、参加者は3グループに分かれ、2グループが同市内の鵜住居(うのすまい)町第2仮設団地E(通称・日向E、32世帯)と甲子(かっし)町第4仮設団地(58世帯)の2カ所を訪問。敷地内の広場で持ち寄った食材を調理し、やきそばやベビーカステラのほか、盛岡「じゃじゃ麺」、八戸「せんべい汁」などの郷土料理約140食を振る舞いました。
会場を訪れた50代の男性は、「仮設住宅の入居者も減り、外部の方が訪ねてくださる機会も少なくなる中、こうして来てもらえてありがたい。今日は、皆さんの来訪を聞き、転出した仲間も集まりました」と話しました。
仮設住宅でのボランティアに参加した女子生徒(17)=弘前教会=は、「私たちのために来てくれてありがとうと声を掛けてもらい、温かい気持ちになりました。震災を風化させないためにも、4年前の出来事や被災地の人たちを思い起こし、毎日の暮らしで水や資源を無駄にしないよう心がけたい」と語りました。
また、もう1グループは同市鵜住居町の慰霊堂で慰霊供養を厳修したほか、JR釜石駅周辺で清掃奉仕にあたりました。

(2015年9月10日記載)