News Archive

2015年10月04日 「開祖さま入寂会」 恩師の遺徳偲び、一層の精進誓う


庭野開祖のご尊影が掲げられた聖壇上で、袴(はかま)姿の支部長代表16人が各地の特産品などを献じました

「開祖さま入寂会(にゅうじゃくえ)」式典が10月4日、大聖堂はじめ全国各教会で挙行されました。大聖堂には65教会から会員約3000人が参集。16年前に入寂した庭野日敬開祖の遺徳を偲(しの)ぶとともに、「追慕」「讃歎(さんたん)」「報恩感謝」の思いを深め、一層の精進を誓いました。大聖堂での式典の様子はインターネットで全国各教会に配信されました。


式典前、一乗宝塔の扉をゆっくりと開く庭野会長。「開扉の儀」に参集した会員を前に、入寂会は仏道修行に取り組めることに感謝を捧げる日と述べました

式典に先立ち、当日朝、庭野開祖の「お舎利」が奉安される一乗宝塔で「開扉(かいひ)の儀」が行われ、大勢の会員が見守る中、庭野日鑛会長の手によって扉が開かれました。
大聖堂の式典では、全国の支部長代表16人による「献供(けんく)の儀」に続き、「開祖さまとの対話」のひとときが設けられました。サヌカイトの神秘的な旋律が場内を包む中、参集者は庭野開祖の遺徳を偲び、修行精進への誓いを新たにしました。次いで、庭野光祥次代会長を導師に読経供養が行われ、庭野会長名の「報恩讃歎文」が奏上されました。
このあと、片桐克修元教団理事が『開祖さまを偲んで』と題し、体験を発表しました。高田支部長(現・上越教会長)に就任して間もない昭和43年4月に開催された「青・壮年躍進大会」での思い出を紹介。昼食を取ることなく地元有識者の質疑に答え、信仰の尊さを説き続けた庭野開祖の熱意が地域に協力の輪を広げ、上越地区の明るい社会づくり運動につながったと当時を述懐しました。また、庭野開祖の尽力によって、会員一人ひとりの菩薩行が国内だけでなくWCRP(世界宗教者平和会議)など世界の諸活動にも及んでいることを強調。「直弟子にして頂いたことへの感謝と自覚を胸に、これからの人生も精進していきたい」と誓願しました。
焼香後、法話に立った庭野会長は、人間を幸福にする要素として一般的に、金銭を含めたモノ(物質)、環境と状況、心の働きという三つを挙げた上で、環境や物質的にいくら恵まれても、心が満たされなければ本当の幸せを感じることはできないと指摘。幸せになるためには、「足るを知る心」が大切と述べました。さらに、何事にも満足と思える心になれると、感謝のできる人間に生まれ変わることができ、その心の働きを得るために、さまざまな現象を通して互いに訓練しているのだと説きました。
また、始まりも終わりもないのが仏道修行と示し、常に精進の心で人生を歩んでいくことが、庭野開祖への報恩に通じると語りました。

(2015年10月 8日記載)