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2015年10月13日 お会式・日蓮聖人遠忌法要 庭野会長「常不軽菩薩」の精神示す

日蓮聖人の第七百三十四遠忌にあたる10月13日、「お会式・日蓮聖人遠忌法要」が立正佼成会発祥の地・修養道場で行われました。庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長はじめ教団役職者、会員合わせて約100人が参列。日蓮聖人の遺徳をかみしめ、布教伝道の誓いを新たにしました。

法要では、光祥次代会長導師による読経供養が行われ、庭野会長名の回向文が奏上されました。
法話に立った庭野会長は、日蓮聖人の「立正安国」「一天四海皆帰妙法」との信条に言及し、「私たち一人ひとりが正法を受持し、信じていくところに平安があるということであります。世の中全体が妙法に帰しているということを自覚するようにと、聖人はおっしゃりたかったのではないかと受けとめています」と述べました。
また、「礼」の意味合いに触れながら、常不軽菩薩の精神を説明。「日本人はお互いに礼をするということから、まず、ものごとが始まるということであります」と述べた上で、「そうした一人ひとりの礼の精神というものを軽んじないでいくところに、不軽の精神が表れていきます」と語りました。

(2015年10月22日記載)