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2015年10月24日 中国で「世界佛教フォーラム」 現代社会での仏教徒の役割を再確認

中国佛教協会と中華宗教文化交流協会共催の「第4回世界佛教フォーラム」が10月24、25の両日、中国江蘇省の無錫(むしゃく)市で開催され、52カ国から仏教徒、宗教関係者ら約2000人が参加しました。テーマは『同願同行、交流互鑑』。日本から日中友好宗教者懇話会の持田日勇会長はじめ15人が出席、立正佼成会から佐藤益弘西日本教区長が参加しました。

同フォーラムは、各国の仏教徒の対話促進や文化交流などを目的にしたものです。中国仏教界の呼びかけにより、2006年に中国浙江省で第1回が開催されました。
今回は、日本の宗教者を代表して持田会長があいさつしたほか、『協力と発展』『伝承と協調』などをテーマに分科会が行われ、現代社会での仏教徒の役割などが確認されました。
最終日の閉幕式で大会の宣言文が発表され、仏教徒間の相互理解を深め、世界の諸問題の解決に向けて協働していく重要性が強調されました。

(2015年10月29日記載)