News Archive

2015年12月07日 カンボジアで「ACRPユースキャンプ」 刑場跡で慰霊供養 平和への思い新た

「ACRP(アジア宗教者平和会議)ユースキャンプ」(主催・ACRP、ソウル平和教育センター)が7日から9日までカンボジア・プノンペンで行われました。アジア太平洋諸宗教青年ネットワーク(APIYN)のメンバーを中心に13カ国から約50人の青年宗教者が参加。日本からはWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会青年部会の石川清哲幹事長をはじめ、立正佼成会学林本科生らが出席しました。

同ユースキャンプは、アジア各国が抱える紛争や差別といった諸問題を学び、具体的な平和活動に取り組む青年リーダーを育成することが目的。また、受け入れ国内の委員会(IRC)の活動推進などもその一つです。
12月7日の開会式では、ソウル平和教育センターのキム・スンゴン理事長らのあいさつに続き、同センターのチョン・キョンイル博士(セギル基督社会文化院長)が基調講演。次いでワークショップが行われ、APIYNの活動などを学びました。
翌8日は、ポル・ポト政権下に大量虐殺が行われた刑場跡「キリングフィールド」で慰霊供養を行いました。また最終日は地元小学校を訪問。参加者が自国文化を紹介し、子供たちと触れ合いました。

(2015年12月17日記載)