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2016年01月01日 晴れやかに「元旦参り」 庭野会長が「新年のお言葉」

新たな年を迎え、世界の平和を祈るとともに精進の決意を新たにする平成28年次「元旦参り」が1月1日朝、大聖堂をはじめ全国各教会で行われました。

大聖堂には約4000人が参集。制服姿の学生部員、振り袖姿の青年女子部員が参拝者を迎えました。
元日の祥気が満ち始めるとされる午前6時に開式。庭野光祥次代会長導師による読経供養に続き、庭野日鑛会長が「年頭誓願文」を奏上しました。この中で庭野会長は、今年は庭野日敬開祖の生誕110年に当たることに触れ、『ひとの 生(しょう)を 受くるは難く やがて死すべきものの いま生命(いのち)あるは有難し 正法(みのり)を耳にするは難く 諸仏(みほとけ)の 世に出づるも 有難し』との法句経の一節を引用。『この世に受けがたき人身(にんしん)を受け、遇い難きご法に巡り合えたことは、まさに、一眼の亀の浮木の孔(あな)に値えるが如く稀有なこととして、誠に有難く、只々感謝するのみ』と法縁の尊さを強調しました。
また、「自灯明・法灯明」の教えに従って仏性開顕の道を歩むという釈尊の願いを示し、そのことを肝に銘じて布教伝道に取り組む大切さを説きました。
このあと「新年のお言葉」に立った庭野会長は、忙しさに追われ、「自分と話をする」機会が減少しつつある現代の世相を指摘。他者とあいさつを交わすとともに、自分自身に向き合い、あいさつすることが正月の大きな意味であると語りました。
なお、開式に先立ち、庭野会長は一乗宝塔を参拝し、お屠蘇(とそ)を奉納しました。

(2016年1月14日記載)