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2016年01月21日 『法華経の新しい解釈』ベンガル語版 インド・アーナンダ出版社から発刊

庭野日敬開祖の著書『法華経の新しい解釈』のベンガル語版『PUNDARIKA SUTRA EKTI SARAL BYAKHYA』がこのほど、インド・コルカタのアーナンダ出版社から発刊されました。同書は、立正佼成会が布教を展開するインド東部やバングラデシュなどベンガル語圏の会員たちが法華経の意義をより深く理解し、布教に役立てるための教材として活用されます。また、同出版社系列の小売店で販売され、法華経の解説書として教えを広める役割などが期待されます。

本会国際伝道グループは、ベンガル語研究者の奈良毅・元東京外国語大学名誉教授(故人)を通じて、元デリー大学教授のサロジ・クマル・チャウドリ氏に翻訳を依頼しました。同氏は東アジアの言語文化の専門家で、本会の招聘(しょうへい)により平成23年6月に来日。26年3月までの滞在期間中、同書および『法華三部経』(既刊)の翻訳に努めました。
巻頭に収録された「翻訳者のことば」には、宗教協力に尽力した著者・庭野開祖の紹介文や、読み方の注意点などが盛り込まれています。同氏は文末を、「この本は、ベンガル社会において尊重されるべき本になると期待しています」と結んでいます。
『法華経の新しい解釈』はこれまで英語、フランス語、中国語、ポルトガル語など12カ国語に翻訳されていて、現在もロシア語、シンハラ語、モンゴル語版の翻訳が進められています。
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『PUNDARIKA SUTRA EKTI SARAL BYAKHYA』B5変型判上製・500ページ・本体価格500インドルピー(約925円)。問い合わせは本部国際伝道グループ TEL03(5341)1124まで

(2016年1月21日記載)