News Archive

2016年01月29日 半田天台座主の本葬に川端理事長が参列

昨年12月14日に遷化した天台宗(総本山・比叡山延暦寺)の第二百五十六世座主を務めた半田孝淳師の本葬(天台宗葬)が1月29日午後、滋賀・大津市の天台宗務庁で営まれました。立正佼成会から川端健之理事長、中村憲一郎常務理事、佐藤益弘西日本教区長らが参列しました。

半田師は大正6年、長野・上田市に生まれました。昭和3年の得度受戒後、擬講、已講などを経て、平成11年に探題となり、19年に天台座主に就きました。この間、天台宗宗機顧問、全日本仏教会会長などを歴任。宗教対話・協力に熱心で、「比叡山宗教サミット」の開催に尽力しました。WCRP(世界宗教者平和会議)国際名誉会長も務め、本会とも深い縁がありました。
午後1時から執り行われた本葬では、小川晃豊天台宗宗議会議長ら5人が弔辞。指名により川端理事長が焼香に立ち、半田師の冥福を祈りました。
なお、昨年12月17日に同市の滋賀院門跡で営まれた密葬(総本山延暦寺葬)には庭野日鑛会長が参列。指名焼香を行い、哀悼の誠を捧げました。

(2016年2月 4日記載)