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2016年02月20日 フォコラーレ運動によるフィリピンでの記念行事に本会代表が参加

フォコラーレ運動(カトリック在家運動体、本部=イタリア・ローマ)のアジア・オセアニア地域での布教が50周年を迎えたことを記念する行事「アジア・オセアニア地域における一致の輝き」が2月20、21の両日、フィリピン・タガイタイ市のテラ・モイで行われました。立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として中村記子習学部部長が出席。アジアを中心に27カ国から同運動のメンバーや諸宗教者約1300人が参集しました。

同運動は1944年、イタリア・トレントにキアラ・ルービック師を創設者として誕生しました。その後、イタリアから各国に広がり、現在は世界182カ国に、カトリック信徒を中心に約200万人の賛同者・共鳴者を擁します。本会との関係は79年のキアラ師と庭野日敬開祖の出会いにさかのぼります。世界平和に向けて取り組むパートナーとして、WCRP(世界宗教者平和会議)などを通じて、対話、交流を深めてきました。「全国高校生トップリーダー教育(アジア高校生の翼)」(主管・青年ネットワークグループ)では長年、タガイタイの同運動拠点を訪問しています。
21日、マリア・ボーチェ同運動会長からのビデオメッセージなどに続き、中村部長があいさつに立ち、庭野会長のメッセージを代読。両団体が愛と慈悲に満ちた世界を目指して今の時代に協力し合うことは、神仏の計画と強調し、理想世界の実現に向けて、これまで培ってきた絆を「永遠の絆」にしたいとの意向を示しました。

(2016年3月 3日記載)