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2016年02月25日 光祥次代会長 タイを訪問 宗教指導者と交流

庭野光祥次代会長が2月25日から27日までタイで、同国の宗教指導者らと懇談しました。根本昌廣宗教協力特任主席が随行、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の和田めぐみ総務部長が同行しました。光祥次代会長は新宗連の「第25次アジア青年平和使節団」に参加するため、同国入りしていました。

25日、光祥次代会長は首都バンコクに隣接するナコン・パトム県の国立マヒドン大学を訪れ、パリチャット・スワンブッバ博士らと面会。この中でパリチャット博士は、上座部仏教を中心とする同国の宗教事情に触れながら、平和実現のために国内の宗教者が協力し合い、対話を推進していくことが重要と指摘。特に今後、女性宗教者間の連携に力を入れるべきとの考えを示しました。この後、光祥次代会長はバンコク近郊のダーマナンダ尼僧寺院を訪問し、ダーマナンダ師と懇談。社会貢献における女性宗教者の可能性などについて意見を交わしました。
翌26日はバンコク市内で、2011年に「第28回庭野平和賞」を受賞したINEB(仏教者国際連帯会議)の共同創設者、スラック・シワラック氏と面会。スラック氏は、不平等や暴力が蔓延(まんえん)する昨今の国際情勢に懸念を示し、全ての人間が等しく尊重される社会をつくることが宗教者の果たすべき役割と強調しました。

(2016年3月10日記載)