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2016年04月30日 耳の聞こえない人・聞こえにくい人の参拝(第14回アイラブ団参)

「耳の聞こえない人・聞こえにくい人の参拝(アイラブ団参)」(同実行委員会主催)が4月30日、5月1日の両日、立正佼成会本部施設で開催されました。同団参は年に1回開催されており、14回目となった今回のテーマは『大空のように明るく広く!!――法縁を通して、自分の気持ちをスッキリしよう』。聴覚に障がいのある会員をはじめ、手話通訳ボランティアなど、全国から合わせて76人が参加しました。

30日に行われた「つどい」では、広島教会会員(39)が体験説法。夫との関わりに悩んでいましたが、家庭教育を受講し、家族に向けて自分の気持ちを伝える大切さを学び、筆談や身ぶりで伝える努力を続けました。夫との心の距離が近づき、現在では何でも話し合えるようになりました。「“自分が変われば相手が変わる”ということを身をもって体験しました」と説法を結びました。
この後、原章雄習学部次長(教育グループ)があいさつに立ちました。
同日夜には、稲毛田貴史佼成カウンセリング研究所所長が講師を務め「法華経勉強会」が行われました。稲毛田所長は本会でよく使われている言葉の中から、「お手配」と「功徳」について、体験を交えながら解説しました。
翌日、参加者は大聖堂で行われた「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典に参加。手話通訳と要約筆記を介して、体験説法や中村憲一郎常務理事による講話に触れました。

(2016年5月 6日記載)