News Archive

2016年07月21日 庭野平和財団 平成28年度活動助成先(前期)を発表 国内外の12団体を支援

庭野平和財団はこのほど、平成28年度前期の活動助成先を発表した。今回は、国内外から56件の申請があり、審査の結果、7月1日に助成先が決定。12件に計625万2200円の支援が行われる。

同活動助成は、宗教的精神を基盤に平和な社会の実現に取り組む個人や団体を支援するもの。「宗教的精神に基づく社会・平和活動」「地域で展開される草の根活動」を対象に年2回実施される。助成金は本会一食(いちじき)平和基金からの指定寄付による支援金が充てられている。
決定した助成先の中で、「慈有塾」については、東京・多摩、八王子の両市で、勉学の機会を失った15歳から27歳までの若者を対象に実施している無料塾をサポートする。また、「ホープフル・タッチ」は、トルコ・シャンルウルファ県でシリア難民の子供を対象に、アラビア語や英語、算数、理科などの教室を開校している団体。助成金は、難民の教育支援に役立てられる。

(2016年7月21日記載)