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2016年07月23日 第7期国際伝道部リーダー教育 光祥次代会長が特別講義


法座形式による特別講義。光祥次代会長は参加者の発表を聞き、リーダーの役割を説明した

「第7期国際伝道部リーダー教育(2016年)」が7月11日から23日まで本部施設などで実施された。受講した米国、バングラデシュ、イタリアの4教会1拠点からの参加者12人が1期2年間の課程を修了した。

法華経の研修や儀礼儀式講習に臨み、役割を学ぶ
同教育は、本会の教義や儀礼儀式、組織運営などを学び、海外教会・拠点のリーダーとしての資質向上を図るもの。第7期2年目の今年、参加者は、法華経の研修や儀礼儀式講習、都内での「教会実習」などのプログラムに臨んだ。同教育の修了者は延べ102人に達した。
最終日の23日には、第二団参会館で庭野光祥次代会長を迎え、法座形式での特別講義が行われた。冒頭、オクラホマ教会会員(59)、バングラデシュ教会支部長兼法人理事長(62)が同教育で得た学びを報告。「教師」資格者となったのを機に教育に参加したオクラホマ教会会員は、実習先の立川教会で会員と触れ合う中で、自身の心の奥にある「人の役に立ちたい」という願いに気づいた喜びを発表した。
また、バングラデシュ教会会員は、教育を通して神仏の加護や周囲の支えに感謝できたと述懐。他者の幸せを願い、布教に一層努めたいと語った。
光祥次代会長は2人の発表を受け、「信仰は人との関わりの中で育っていくもの」と示した上で、「真理や仏さまの世界はどこか遠くにあるのではなく、私たちが生きている日常の中にあります。輝いているものを輝いていると見る、そういう自分になれるように私たちは修行しているのだと感じさせて頂きました」と述べた。
さらに、「一人ひとり異なる私たちが、分かり合いたい、人さまの役に立ちたいと思えることはとても大切」と強調。各人の違いを受け入れていくことは難しいとしながらも、「自分と人」「自分と法華経」「法華経と人」の縁をつなぐ“結び目”となるのがリーダーの役割と説明し、参加者の活躍に期待を寄せた。
普門館国際会議室での修了式では、一人ひとりに修了証書が手渡され、代表者3人が決意を発表した。

(2016年8月 4日記載)