News Archive

2016年07月26日 インド・ブッダガヤ法座(南アジア伝道区)発足 日常生活での実践誓い合う

南アジア伝道区直轄拠点の一つとしてこのほど、ブッダガヤ法座(インド・ビハール州ガヤ市)が新たに発足し、その発足式が7月26日、同法座の会員宅で行われた。会員53人が参加した。

ガヤ市での布教活動は6年前、同直轄拠点のコルカタ支部(インド・ベンガル州)で本会の教えと出遇(であ)った市内在住の会員によって始められた。その後、同支部の支部長も加わり、布教活動を展開。市内の信者数が増えたことから、今回、法座発足に至った。現在54世帯が入会している。
式典では、青年婦人部員による読経供養、支部長のあいさつに続き、島村雅俊南アジア国際伝道センター長から現地の同法座理事長に拠点認定証が授与された。
次いで、島村センター長が講話。一人ひとりが幸せな人生を送るには、信仰を基に自分を磨き、地域社会の平和に貢献することが重要と説き、「発足を機に、より真剣に法を学び、学んだことをぜひ日常生活の中で実践してください」と述べた。
この後、あいさつに立った同法座の主任(38)は、入会後、自宅付近の掃除を始めたところ、隣人が協力してくれるようになった体験を発表。菩薩行の実践は周囲や地域社会とともに自分にも幸せをもたらすと述べ、「今後も教えをしっかりと学び、サンガと良好な関係を築きながら布教に邁進(まいしん)したい」と決意を述べた。
最後に「功徳の発表会」が開かれ、参加者は自らの実践と信仰によって救われた喜びを分かち合った。

(2016年8月25日記載)