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2016年08月01日 バチカン諸宗教対話評議会が光祥次代会長にインタビュー 諸宗教対話を語る

バチカン諸宗教対話評議会の取材班が8月1日、本会を訪れ、法輪閣で庭野光祥次代会長にインタビューした。

今回の取材は、昨年10月、イタリア・ローマ市内の教皇庁立グレゴリアン大学で開催された「『ノストラ・エターテ(我らの時代に)』50周年記念国際集会」(同評議会、同キリスト教一致推進評議会、同大学共催)に光祥次代会長が出席したことを踏まえてのもの。昨年の集会では、「ノストラ・エターテ」50年の歴史を振り返るドキュメンタリーが上映され、1965年にローマ教皇パウロ六世により開かれた「第二バチカン公会議」に庭野日敬開祖が招待された歴史に併せ、庭野日鑛会長のメッセージも紹介された。これに続く、諸宗教対話の新たな未来を担う世界の宗教指導者のインタビューをまとめた映像作品の第2弾を制作するため、光祥次代会長へのインタビューが行われた。

当日は、日本カトリック司教協議会諸宗教部門顧問で同大学准教授のマリア・デ・ジョルジ博士がインタビュアーを務め、映像制作の監督を務める同評議会のジュディス・ゾーベリンシスター、カトリック中央協議会事務局長の宮下良平神父らが同席。質問は8項目に及び、光祥次代会長は、諸宗教対話の歴史や課題などについて約1時間にわたって語った。

なお、取材班は滞日中、比叡山延暦寺(滋賀・大津市)での「世界平和祈りの集い」や広島、長崎両市主催の式典などに参列したほか、神道や伝統仏教の指導者らを訪ね、取材を重ねた。

(2016年8月18日記載)