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2016年08月29日 「株式会社佼成出版社創立50周年記念式典」 庭野会長が法話

『つたえるよろこび つなぐチカラ』をテーマに「株式会社佼成出版社創立50周年記念式典」が8月29日、庭野日鑛会長臨席のもと佼成ビルで行われた。来賓、教団役職者、社員ら約300人が参集した。

同社は昭和41年、「佼成」「佼成新聞」の機関紙誌を発行する本会の出版部が株式会社として独立し設立された。機関紙誌のほか、庭野日敬開祖による『法華経の新しい解釈』『新釈法華三部経(全10巻)』や、庭野会長、庭野光祥次代会長の著書をはじめ、仏教書や一般書を多数発刊し、法華経精神を社会に広める出版事業に努めてきた。
当日の式典では読経供養が行われ、導師を務めた水野博文代表取締役社長が啓白文を奏上。川端健之理事長が祝辞に立った。
社員代表の体験説法に続き、庭野会長が法話。庭野会長は、幸せになるには目の前の現象に振り回されず、感謝の心を持ち続けることが大切と説示した。さらに人間を含む全てのいのちが神仏に生かされて存在しているとし、呼吸や血液の循環といった、本人の無自覚のうちに行われている体の働きに意識を傾けることで宗教観が育まれると強調。生かされていると気づくと、自己の存在を肯定でき、今すでに救われていることに気づけると説き、それぞれの今後の精進を促した。
午後、法輪閣で開かれた祝賀会では、光祥次代会長の祝辞が披露された。この中で、光祥次代会長は「佼成出版社が扱っているものはすべて『読者の人生への贈り物』です。私はこれからも佼成出版社のみなさまとともに、多くの方々の心に贈り物を届けるために努力していきたいと願っています」とメッセージを寄せた。

(2016年9月 8日記載)