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2016年09月22日 第58回千鳥ヶ淵戦没者慰霊法要 絶対非戦と平和誓い合う

第二次世界大戦の犠牲者を回向供養し、絶対非戦と平和の誓願を新たにする「第58回千鳥ヶ淵戦没者慰霊法要」(本会主催)が9月22日、東京・千代田区の国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑で営まれた。東京教区の会員ら約120人が参列した。

式典では、島田代東京教区長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の回向文が奏上された。この後、あいさつに立った島田教区長は、同墓苑の建設当時、庭野日敬開祖が本会による慰霊供養を発案し、初回には自ら導師をつとめたことを紹介した。また、庭野開祖の著書の一節を引用し、「法要」の本来の意味は“教えの要”であると述べ、「開祖さまは、釈尊が示した教えを、自分の身を挺(てい)して実践していくことが真の法要になると説かれました。法要とは私たちの心の中に平和をつくること。それが、戦争を繰り返さないことにつながります」と語った。

(2016年9月29日記載)