News Archive

2016年11月18日 レバノンのNGO代表ら3氏が来会 光祥次代会長と懇談

レバノンのNGO「社会福祉と職業訓練のための全国協会」(NISCVT=通称・ベイト)のカセム・アイナ代表と妻で歯科医のファイザ・マスリ氏、NGO「子どもセンター」のアジーザ・シャハダ所長が11月18日夕、本会を訪れ、法輪閣で庭野光祥次代会長と懇談した。

NISCVTは、「親子で取り組むゆめポッケ」の活動で本会会員が作ったゆめポッケを、パレスチナ難民の子どもたちに配付する協力団体。3人は同国のパレスチナ難民を支援しており、本会一食(いちじき)平和基金の協力団体である日本の認定NPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」が主催するシンポジウム出席のために来日した。
懇談には、「パレスチナ子どものキャンペーン」の田中好子事務局長、同基金運営委員会の根本昌廣委員長が同席。冒頭、光祥次代会長が今年8月23日から9月1日までレバノンを訪れ、同基金による難民支援の現状を視察した際、アイナ氏とシャハダ氏から説明を受けたことに感謝の言葉を述べた。
これに対し、アイナ氏は、「関心を寄せてくださることが大きな支援であり、難民の人々の心の支えになっています。また、子どもたちがゆめポッケを受け取り、中身を見た時の喜びようは大変なもので、皆さんは彼らの心の中に幸せをもたらしてくださっています。それがありがたいのです」と話した。
また、マスリ氏は「孫がこう話すのです。分かち合いとは、関心を寄せること、互いを心配することだと。ゆめポッケなどを通して私たちのことを思ってくださり、心のつながりを感じています」と語った。

(2016年11月24日記載)