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2016年12月11日 第53回佼成雅楽会公演

第53回「佼成雅楽会公演」が12月11日、法輪閣大ホールで開催され、来場者約300人が日本の伝統芸能に親しんだ。

第一部「管絃(かんげん)」では、管楽器の笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・笛と絃楽器の箏(こと)・琵琶(びわ)、鞨鼓(かっこ)・太鼓・鉦鼓(しょうこ)の合奏で『盤渉調音取(ばんしきちょうのねとり)』『白柱(はくちゅう)』『越殿楽(えてんらく)』『蘇莫者破(そまくしゃのは)』の4曲が披露された。
第二部「舞楽」では、面をつけ勇壮に舞う一人舞の『蘭陵王(らんりょうおう)』や『抜頭(ばとう)』、日本で初めて作曲された四人舞の『仁和楽(にんならく)』が演じられた。この後、平安時代に管絃の名手として活躍した源博雅の作曲と伝えられる『長慶子(ちょうげいし)』が演奏され、来場者から盛大な拍手が送られた。

(2016年12月15日記載)