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2017年02月12日 WCRP/RfP日本委 「おうえんプロジェクトforくまもと」始動 WCRP/RfP日本委 「おうえんプロジェクトforくまもと」を実施 応募期間 3月9日まで 災害弱者を支持する団体が対象談

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会はこのほど、熊本地震の復興支援として新たに「おうえんプロジェクトforくまもと」の実施を決定した。同プロジェクトは、障がい者、傷病者、高齢者、妊産婦、乳幼児、子供、外国人など、特別な配慮を必要とする被災者への支援に取り組む団体を対象に、1団体につき20万円以内の財的支援を行うもの。地域の福祉の向上も目的としている。

今年度の応募期間は2017年3月9日まで。同日本委の「熊本復興支援タスクフォース」運営委員を中心とした選考委員会で審議し、3月中旬に支援団体が発表される。

同日本委は熊本地震の発生後、特別事業として「熊本復興支援タスクフォース」を設置。新日本宗教青年会連盟(SYL)と合同でボランティアチーム「VOWS(Volunteer of WCRP&SYL)for KUMAMOTO」をつくり、現地の災害ボランティアセンターを通じて延べ240人を派遣した。また、新日本宗教団体連合会、真如苑救援ボランティア、九州臨床宗教師会、宗教者災害支援連絡会とともに「熊本復興支援宗教者支援連絡会」を発足し、被災地で求められている宗教者の役割に応えるため、各教団と連携を図りながら支援活動を続けている。

同日本委は、こうした取り組みの中で、行政や地域のサポートが、特別な配慮を必要とする人々に行き届いていない状況を把握し、支援の必要性を認識。「失われたいのちへの追悼と鎮魂」「今を生きるいのちへの連帯」「これからのいのちへの責任」の三つの方針に基づき、「おうえんプロジェクトforくまもと」の実施を決めた。

詳細は同日本委ウェブサイトを参照。
http://saas01.netcommons.net/wcrp/htdocs/

(2017年2月12日記載)