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2013年07月07日 渡邊理事長 生長の家「森の中のオフィス」落慶式に参列

生長の家(東京・渋谷区)の「森の中のオフィス」落慶式が7月7日、山梨県北杜市大泉町の同オフィスで行われ、立正佼成会から渡邊恭位理事長が参列しました。川端健之総務局長が同行しました。

宗教法人として日本で初めて、同本部と総本山が国際標準化機構の定める「ISO14001」の認証を取得するなど、生長の家は宗教界でいち早く環境保全に取り組んできました。
新オフィスは、“自然と人間が調和した新たな文明のモデル”を示す木造建築で、日本初のゼロ・エネルギー・ビル(エネルギーの節約と創出により、オフィスの二酸化炭素排出量がゼロ)を実現。独自の発電ネットワークを擁し、自然採光、通風、太陽熱なども有効に活用しています。
落慶式には約500人が参加しました。当日、参集者に配布された記念小冊子には、庭野日鑛会長が「経済優先、人間中心の価値観が根強い社会の中で、『これ以上望まない』という節度を保ち、人と自然の調和を目指す生き方を貫くことは、深い宗教的信念ないし現状を変革する志気とも申すべきものがなければできないことです」とメッセージを寄せています。
式典は、「『大自然讃歌』一斉読誦」などの儀式に続いて、谷口雅宣総裁が登壇、本部移転にあたって決意と心構えを語りました。
落慶祝賀会で祝辞に立った渡邊理事長は、本会の環境マネジメントシステム(EMS)構築、「ISO14001」認証取得に対する同教団の全面的な協力に謝意を示し、「宗教界から環境保全の取り組みを推進していきたい」と述べました。
同教団では10月までに、本部機能のほぼ全てを都内から移転させ、同オフィスを本格運用していく予定。

(2013.07.12記載)