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2004年06月11日 「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」各教会で学習会など活発に

「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・青年本部、外務部)が6月1日から始まりました。全国各教会では、小・中学生を対象とした事前学習会などが徐々にスタートし、ポッケ作りを前に、準備が進められています。キャンペーン終了の8月31日まで、各教会の青年婦人部、少年部などが中心となり、同運動の啓発活動やポッケ作りが展開されます。

同運動は、小・中学生による平和活動。紛争や差別によって心に傷を負った海外の子供たちにおもちゃや文房具をつめたポッケ(手作りの袋)をおくり続けて5年。6年目となる今年は、過去5年間にわたるキャンペーンの成果と課題を踏まえ、一つひとつのポッケに、おくり手のまごころを込めることの大切さをさらに強調し、運動の「ねらい」を掲げました。これに基づいて各教会では今年のポッケ作りが展開されています。
浜北教会は6月5日、教会道場で事前学習会を実施。親子32人が集い、カード作りやビデオ学習などを行いました。参加した小学生(11)は、「家族を亡くし、貧しい生活をおくる子供たちの映像を見て、直接ポッケを手渡したいと思った」と語りました。
川越教会は、5、6の両日に実施された『レインボーキッズ あそびの学校お泊り会』のプログラムに、同運動を盛り込みました。参加した46人の子供たちは、4班に分かれ、交代でミシンでの袋作りや手作りカードに挑戦。会場では、今回、新たに作製されたビデオを上映し、ハンドブックが配布されたほか、手作りカードに添える写真の撮影なども行われました。
ミシンを使って袋作りに取り組んだ少年部員(6つ)は、「きれいにできたよ。この袋の中に、車のおもちゃを入れてあげたい」とはしゃぎました。
6月中旬から夏休みにかけて事前学習会を予定している教会も多くあります。
藤枝教会では、今月から8月までの第3日曜日に、親子を対象とした勉強会を企画しています。ビデオ、ハンドブックでの学習に加え、配布ボランティアで現地を訪れた会員による報告会も予定されています。また、川崎、渋谷などの教会が今月20日に事前学習会を行います。
函館教会では、昨年、少年部員たちが「ゆめポッケ貯金箱」を作製し、1年間、お小遣いなどを貯めています。浄財で、おもちゃや文房具などを購入する予定です。
キャンペーン期間は8月31日まで。今年も小・中学生によるポッケづくりが展開されます。

(2004.06.11記載)