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2005年12月08日 「成道会」式典

仏教三大行事の一つである「成道会」式典が12月8日、普門館はじめ全国各教会で行われました。普門館での式典には3800人が参集。法話に立った庭野日鑛会長は、人間としてこの世に生を受けた尊さを語り、釈尊が菩提樹下で得た悟りの意義を説きました。また、教えを頂いた会員の姿勢を「あらゆることに感謝し、させて頂く」ことと示しました。

「成道会」は、釈尊が誕生した「降誕会」、入滅した「涅槃会」と並ぶ仏教三大行事の一つとされます。約2500年前、釈尊はインド・ブッダガヤの菩提樹下で大いなる真理を悟り、「成道」に至りました。この意義をかみしめ、仏教徒としてあらためて釈尊に報恩感謝とみ教えの実践を誓願する日とされます。
普門館で行われた式典は、佼成合唱団による合唱『大いなるかな』で開幕。参集者が見守る中、サリー姿の芳□女学院情報国際専門学校生と学林光□生、海外修養生合わせて71人が奉献の儀を行いました。次に山野井克典理事長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長が「啓白文」を奏上しました。VTR『大いなる夜明け~釈尊成道会』の上映に続き、会員を代表して大久保好唯・八戸教会長が体験説法を行いました。大久保教会長は、無常の法を通していのちの尊さに目覚め、自分を生み育ててくれた両親に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えた体験を発表。また人々の救われを願い、前任の函館教会で会員や地域の諸宗教者と共に「函館宗教者平和会議」を発足させた経緯を語りました。
このあと法話に立った庭野会長は、『法句経』から「人の生(しょう)を 受くるは難くやがて死すべきものの いま生命(いのち)あるは有り難し 正法(みのり)を 耳にするは難く 諸仏(みほとけ)の 世に出づるも 有り難し」の一節を引用し、人間としてこの世に生を受けたことの尊さに言及。「自分が生まれてきて、生かされていることを有り難いと受け取れることは、人間として最高に幸せなことです。この有り難いことを、私たちに伝えたいという大いなる慈悲の心から釈尊はお悟りを開かれ、長い年月をかけて私たちに教えを説かれました。このことに本当に感謝をさせて頂くことが成道会にあたって大事なことと思います」と述べました。
さらに、「仏教では『今、ここ、われ』が始発点と教えて頂いています。明日からではなく、今これから、あらゆることに感謝し、させて頂くことができれば、幸せな人生を生きられます」と、会員としての信行姿勢を示しました。

(2005.12.16記載)