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2006年07月15日 「盂蘭盆会」式典を厳修

先祖の御霊に真心からの供養を捧げる「盂蘭盆会」式典が7月15日、大聖堂で行われ、全国から3600人の会員が参集しました。

青年女子部員20人による奉献の儀に続いて、渡邊恭位・布教本部長を導師に読経供養が行われました。この中で、渡邊本部長はじめ、全国の「教師」資格者代表256人が戒名を奉読しました。導師焼香に続き、庭野日鑛会長が回向文を奏上し、焼香を行いました。続いて、会員代表が体験を発表。
法話に立った庭野会長は、人間には、病気や心の病などさまざまな苦しみがあることに触れた上で、仏の教えについて「悟ったから病気にならないとか、悩まないということでなくて、悟っても悟らなくても、また釈尊がこの世に現れても現れなくても、ご法というもの、真理というものが世の中を貫いているということに気づくことが一番大事なこと」と述べました。
また、「ご先祖さまがあってこそ、今、自分がある」というつながりを強調。盂蘭盆会にあたり、一人ひとりがかみしめることとして「いかなる苦しみにあっても、人間として生を受けて、尊い仏さまのみ教えに結縁された、縁を結んで頂けた、その尊さ、有り難さに感謝すること」と述べ、さらに「親孝行」の大切さを語りました。
参拝者は式典終了後、普門館大ホールに移動し、開祖生誕100年の記念映画「開祖さまの証」を観賞しました。

(2006.07.21記載)